ひとり旅好き女子の目に映った、渡名喜島という島のこと

ひとり旅好き女子の目に映った、渡名喜島という島のこと

先人の想いを受け継ぐ島

沖縄県の西に浮かぶ、渡名喜(となき)島。

ある雑誌の中で見つけた、フクギ並木をぼうっと照らすフットライトの写真。

そのあたたかいヒカリに魅かれ旅することを決めた。

渡名喜島のフットライト

しかし調べてみると、‟船でしかたどり着けない。時化てるときは欠航。”‟沖縄から一番遠い島”とも言われていることを知った。

思っていたよりも遠い場所だなと感じたが、それが逆に行ってみたいという気持ちを強くしたのでした。

島のこと

三日月形をしたこの島の面積は12.5K㎡ほどで、沖縄本島と久米島との間に浮かんでいる。

聞くところによると、人口はついに400人を切ったとのこと。

日本で2番目に小さな自治体だ。

集落を見おろす

島への交通手段は船のみ。那覇から約1時間45分の船旅。

慶良間諸島のすぐそばを通るが、渡名喜島とつながる船は出ていない。

那覇と久米島を結ぶフェリーが、行き帰り1日1便ずつ寄港するだけ。

基本的に船のダイヤ上、本島から日帰りで行き来することは難しく、時化てるときは数日欠航となる。

フェリーは島と島とつなぐ大事な役目を果たす。

そこにはどんなくらしがあるのだろうか?

島の人たちは那覇へ買い物に行くのも泊りがけなのか?

急に体調が悪くなってもすぐに病院へ行けるのか?

きっと生きるための知恵や工夫がたくさんあり、便利さに慣れてしまったわたしにとって学ぶことだらけだろう。

フェリーに乗る島人

観光については、いくつか頭に入れておきたいことがある。

まず、宿泊のこと。渡名喜島にある民宿は4軒。(H28.6月現在、うち1軒は休業中。)

旅慣れている人の中には「着いてから宿探そ~」という人も少なくないが、渡名喜島に来るときは必ず前もって宿の予約をしよう

また、バスタオル必ず持参を。基本、どの宿にも置いていないのでお忘れなく。

島内の移動は基本歩きでの移動となる。タクシーやバスはない。

集落内は歩きでも充分周れるが、島のすみずみまで楽しむのであれば、自転車もしくはエコカーをレンタルするのがおススメです。

見たこと聞いたこと感じたこと

2015年の6月、わたしははじめてこの島を訪れた。

旅の当日、海は穏やかで、フェリーは順調に進み、渡名喜港が見えてくると乗客が数名デッキに出てきた。

しかし、降りたのはわたしとコンテナだけだった。

「、、、え!?」と、驚きを隠せないわたしを見て、係員のにーにーは笑っていた。

梅雨時だから観光客は少ないだろうと予想はしていたものの、この状況は今まで旅した中で初めてだった。

渡名喜港

そんな不安を消し去ってくれたのは、元気いっぱいの太陽。

みちみちとエネルギーにあふれる緑いっぱいの山と、海のやさしい青がやんわりと受け止める。

フクギと赤瓦屋根の家が、白砂の道に並ぶ集落。

そして、あいさつをすると返事をしてくれる島の人たち。

なんにもないって言うけれど、自然たちや島の人が教えてくれたものはあまりにも多かった。

また、帰りたいな。そう思える場所だった。

うつくしい東浜

 

*渡名喜島のより詳しい情報はコチラ

  • 渡名喜島観光サイト

http://tonakijima.jp/

  • おくなわ 離島ガイドプロジェクト

http://www.okunawa.jp/tonaki