ひとり旅好き女子の目に映った、粟国島という島のこと

ひとり旅好き女子の目に映った、粟国島という島のこと

沖縄県 粟国(あぐに)島。

沖縄本島の西に浮かぶこの島を、みなさんご存知だろうか?

『粟国の塩』を手にしたことがある方や、映画『ナビィの恋』をご覧になった方ならすぐにピンとくるはずだが、きっとまだまだ「初めて聞いた~」という方が多いだろう。

沖縄でくらしている人と話していても「粟国島?どこにあるの?」と、逆に聞かれることがたびたびある。

粟国港

沖縄の離島の中でも人やモノの行き来が少ないと言われているこの島は、いったいどんなところなんだろう?

どんな人がいて、どんなくらしがあるんだろう?

島のこと

粟国島の人口は1000人に満たない。

3つあるどこの集落も、おじいちゃん・おばあちゃんと言われる世代が圧倒的に多い。

周囲は約12Km。

アップダウンは少々あるが、半日あれば自転車でもぐるっと1周ることができる。

走っても走っても人の姿がなく、たまに軽トラックとすれ違うくらい。

道にいる大きなバッタや、野放しのヤギたちと出逢うことのほうが多かった。

集落から離れると商店も自販機もないので、出かける際は飲みもの等を必ず調達しておくのがベスト。

日影も少ないので、帽子や日焼け対策も必須。

自転車で島を周る

島へのアクセスは主にフェリーで、那覇から1日1往復だけ、約2時間10分の船旅だ。

9人乗りの小型飛行機も出てはいるが、トラブルでしばらく動かなかったり、荒天時は欠航となるため、ほとんどの人がフェリーを使う。

フェリーは島と島、人と人をつなぐ大事な役目を担っている。

フェリーあぐに

行きのフェリーで出逢ったオジーは、那覇で買い物を済ませ、これから粟国島へ戻るところだそう。

商店や診療所はあるが、大きな買い物や病院となると、こうして船に乗らなければならない。

オジーはいったい何回この景色を見たのだろうか。

フェリーで出逢ったオジー

 

見たこと聞いたこと感じたこと

わたしが初めて訪れたのは2015年の6月上旬。

梅雨時期の平日ということもあってかフェリーから降りたのは住民、仕事人、旅人らしき人わずか数名。

この時期はギンガメアジのトルネードが見られるとのことで、旅人といってもほとんどがダイバーらしく、ダイビング目的でないわたしに「ここはなーんもないさー。あんた、なにしにきた~?」と島の人は言う。

粟国港

2日後、帰りのフェリーの上でわたしは何を思うだろうか…?

そんなことを思って始まった2泊3日の旅は、想像以上に衝撃を受ける機会が多く、あっという間に終わりを告げた。

なんにもないと聞いたはずなのに、目には見えない大切なものがあちこちに散らばっていて、これまでにどこかへ置き忘れてしまっていたココロの鍵みたいなものも見つかった。

たった50時間の滞在で、「また会いたいな」と思う人に出逢えたことも大きい。

この島にいるときの自分のココロに一番近い曲は何?と言われたら、コブクロさんの曲‟ここにしか咲かない花”をあげるだろう。

やさしい色の海

島で出逢った方々がくれた言葉、目にした物語、自然たちがくれたメッセージをこれから綴っていこうと思います。

 

*粟国島のより詳しい情報はコチラ

  • 粟国村観光協会

http://aguni-kankou.jp/wordpress/agunijima/

  • おくなわ 離島ガイドプロジェクト

http://www.okunawa.jp/aguni